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文京区でさよなら原発集会 11/11/28

海老名香葉子さんらが呼びかけ  

「原発いらない」と訴える集会参加者

=11月27日、文京区
 さわやかな青空が広がった11月27日、都内各地で脱原発を訴える集会やパレードが開かれました。文京区の礫川公園では「放射能NO! さよなら原発 東京北部ラリー&パレードI N後楽園」が行われました。6万人が参加した9月19日の「さようなら原発」集会での「1000万人アクション」に呼応し、エッセイストの海老名香葉子さん、元プロボクサーの小林秀一さんや弁護士らが呼びかけました。
 集会は@原発の新規計画中止と既存原発の計画的廃炉A高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉、自然エネルギー政策への転換ーを一致点に企画され、500人が参加しました。
 リレートークでは、福島からの被災者が放射能汚染のために家族が引き裂かれ、夫を被災地に残したまま東京での避難生活をしていると訴えました。元福島県知事の佐藤栄佐久氏は、知事時代に経産省が安全神話を振りまいて原発を推進したことを紹介しながら「危険な原発から撤退を」とのべました。
 集会後、参加者は「原発いらない」「放射能から子どもを守ろう」など、自らの思いを書いたプラカードやうちわを手に上野の不忍池までパレードし、注目を集めました。