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反原発で2万人 11/06/11

「子ども産めるか放射能心配」 新宿中央公園 

反原発集会後デモ行進する人たち 東日本大震災から3カ月の11日、新宿中央公園(新宿区西新宿)で反原発集会が開かれ、「げんぱついらない」と書かれた色とりどりの風船を手にした人たちや、防護服の仮装をした若者ら、インターネットで知った人たちなど約2万人が集まりました。
 集会後、新宿アルタ前まで、チンドン屋やロックバンドを先頭にデモ行進。参加者は、太鼓やホイッスルにあわせて「原発とめろ、原発やめろ」「ノーモア福島」とリズミカルに声を張り上げ、沿道の人たちの注目を集めました。
 大学時代の友人3人で参加した女性(26)=建築設計会社=は「放射能汚染で将来子どもを産んで大丈夫か心配。原発はなくしてほしい」。母親(70)といっしょに杉並区高円寺から参加した女性(40)は「原発労働者が被ばくしながら働いている。そういう人たちの犠牲でつくられた電力で暮らすのはやっぱりおかしいという思いを、事故でいっそう強くしました。みんなでアピールすることが大事と、何度も参加しています」と話しました。
(東京民報2011年6月19日号に掲載)