本文へスキップ

東京民報は東京が見える、東京を変える新聞です。

原発ゼロの元年に 国会に4万人の人波

「原発と人類共存できない」   13/03/11

 東日本大震災から2年を迎える中、10日に日比谷公園、霞が関、国会前一帯で原発ゼロを求める行動が終日、取り組まれました。午後5時から首都圏反原発連合(反原連)が開いた国会前集会(写真下)を中心に、のべ4万人が参加し「原発と人類は共存しない」と声をあげました。
 午前11時から日比谷公園で開かれた「原発をなくす全国連絡会」の集会では、福島県の高校生や岩手県の自治体職員など、被災地からの訴えに参加者5千人が聞き入りました(写真上)。反原連のミサオ・レッドウルフさんが連帯あいさつし、「正念場の参院選へと脱原発の世論を盛り上げ、今年を原発ゼロ元年にしよう」と呼びかけました。
   日本共産党の志位和夫委員長は、全国連絡会の集会と反原連の国会前集会であいさつし、前日に福島原発を視察したことを紹介して、「すべての原発をただちになくせ、この立場で一緒にがんばりましょう」と訴えました。この日を中心に全国約300カ所で行動が取り組まれました。

(東京民報2013年3月17日号に掲載)