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原発ゼロが国民の声ノーニュークスデイ

ノーニュークスデイ 国会前に6万人  13/06/05

リレートークの訴えに拍手を送る参加者

=2日、明治公園
 「原発ゼロの市民の声をたたきつけよう」―「6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」の諸行動が2日、国会前などで取り組まれました。
 原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション、首都圏反原発連合(反原連)の3団体が、共同行動として開いたもの。反原連の国会前行動には、他の二つの団体主催の集会参加者も集まり、6万人(反原連発表)の人波が国会を取り囲み、原発再稼働と輸出への道をひた走る安倍政権に、参院選でノーを突きつけようと声をあげました。
 原発をなくす全国連絡会が明治公園で開いた集会には、1万8千人(主催者発表)が集まりました。全国の原発立地で運動を進める団体などがリレートークし、「伊方原発をとめまっしょい」とコールする愛媛大学の学生など、それぞれの訴えに大きな拍手が起こりました。
 デモ行進では、金色のそろいの服で踊りながら「再稼働反対」「原発止めろ」と呼びかける東京土建の女性たちや、「原発いつなくすの? 今でしょ」というプラカード、「つくろう原発ゼロの日本」と大きく書いた横断幕など、それぞれが思い思いのアピールをしました。
 さようなら原発1000万人アクションが芝公園で開いた集会では、作家の大江健三郎さんや落合恵子さんらが訴えました。

(東京民報2013年6月9日号に掲載)