斉藤光次氏
任期満了に伴う青梅市長選は、11月20日投票(13日告示)で行われます。同市の「住みよい青梅をつくる会」から、元市議で新人の斉藤光次氏(68)が出馬します。
斉藤氏は現市政について、行政改革の名で国民健康保険税や下水道料金の引き上げ、体育館の利用料有料化など市民負担を増やす一方で、児童館開設やコミュニティバス運行などの市民の要望には背を向けていると批判。青梅インター周辺開発などの不要不急の開発事業を見直し、医療・介護・子育て中心の市政に転換すると主張しています。
また、東日本大震災を受けて、市東部に立川断層があり将来の直下型地震が想定されるとして、市の防災計画を見直し、生活必需品や防災用品の備蓄の強化など、市防災計画の改善、青梅の自然を活用した再生可能エネルギーの開発、コミュニティバスの運行などを公約に掲げています。
市長選には、ともに無所属で4選を目指す現職の竹内俊夫氏(67)=自民、公明推薦=と、新人、溝江言彦氏(53)=会社経営=が立候補を表明しています。
斉藤の略歴 青梅市立第三中学校卒。共産党市議6期。現在「住みよい青梅をつくる会」事務局長