本文へスキップ

東京民報は東京が見える、東京を変える新聞です。

参院選2013 激戦 東京選挙区

比例も東京も一票争う大激戦 「政治変え願いかなえよう」 | 13/07/16

支持を訴える吉良よし子選挙区候補(左)と小池晃比例候補

 参院選は21日の投票日を目前に、比例代表、東京選挙区ともに一票を争う大激戦です。東京選挙区の吉良よし子候補は都内を駆けめぐり、「参院選は政治を変えるチャンス。何としても勝たせて下さい」と訴えています。

 投票日が迫るなか、6月の都議選で日本共産党が躍進した共産党への新たな注目と変化が有権者に起きています。首都圏を中心にした報道2001(フジテレビ)の世論調査(14日放送)では、共産党の支持率(5・0%)が、自民(33・8%)、公明(5・8%)に続く3位になり、民主党(4・8%)、みんなの党(4・2%)などを上回りました。
 東京、神奈川両選挙区の情勢を詳報した朝日新聞は「勢いづく共産、他党警戒」(15日付)という見出しで報道。みんなの党は、党首らが「なんでも反対の共産党とは違う」と、街頭で繰り返すなど、共産党に焦点を当てた攻撃も起きており、激しい選挙戦が展開されています。

「日本の未来のために頑張ろう」 サポーターも全力 

吉良候補を先頭に支持を呼びかけるサポーターら

7月14日、新宿・歩行者天国
 参院選期間中、最後の連休となった14日には、日本共産党の各分野の後援会員が集まり、買い物客が行き交う新宿の歩行者天国で、「原発なくそう吉良よし子」「キラキラキラキラ吉良よし子」という元気なコールを鳴り響かせました。
 白いナース服の看護師やエプロン姿の保育士、学生ら150人ほどが、吉良さんを先頭に、列になって宣伝。吉良さんに駆け寄って握手を求めたり、スマートフォンで宣伝の様子を撮影する姿も見られます。
 応援演説で、二人の子どもを育てる母親は「私たちは不景気の中、何社も就職先を探してくじけそうになりながら就職活動をした世代で、吉良さんの訴えは同じように苦しんできた仲間だから心に響く。正社員になれず経済的な不安を抱えていたり、病気になりそうなほど働きながら子どもとの時間がとれないと悩んでいるママたちの思いを国会でぶつけて欲しい」と訴え。
 各分野の後援会員も、それぞれの願いがかかった参院選で共産党躍進をと呼びかけました。板橋区の学童保育の指導員は、「保育園も学童保育も、待機児が深刻で、面積基準などを引き下げる詰め込みの動きが強まっている。子どもは与えられた条件に、必死に慣れようとするが、それで良いのか。公的な責任で認可保育園も学童保育も増やして欲しい」と強調。大田区の看護師は「社会保障の予算削減のなかで、医師や看護師が、文字通り24時間休みなしの労働条件のなかで必死に働いて現場を支えている。大田区でも医療機関の閉鎖が相次ぎ、このままでは医療にかかりたくてもかかれない状況になる。私たちの未来のために、政治を変えよう」と呼びかけました。
 吉良さんは、「安倍自公政権の国民無視を許さず、国民の声がまっすぐ届く政治をつくろう」と訴え、「東京は一票を争う大激戦。定数5のうち、一議席は憲法を守り、国民の声を政治に届ける日本共産党の吉良よし子に与えてください」と力を込めました。
 日本共産党都委員会は、投票箱が閉まるまでの奮闘で比例5議席の実現と、東京での議席奪還をと呼びかけています。

 
                           (東京民報2013年7月21日号に掲載)