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参院選2013 激戦 東京選挙区

願い実現の法案 国会に 返り咲き 小池氏が決意| 13/07/23

勝利の報告をする小池氏(左)と吉良氏

=7月22日、新宿駅西口
 参院選投開票から一夜明けた22日、東京選挙区で初当選の吉良よし子さん、3年ぶりに比例代表で議席回復を果たした小池晃・日本共産党副委員長は午後0時半、新宿駅西口でそろってマイクを握りました。比例で当選した山下芳生同党書記局長代行=現=も駆けつけました。人垣が広がり「頑張れ」「おめでとう」の声援が飛びました。
 17日間の激戦をたたかい抜いた吉良さんは、声を少しからしたものの疲れも見せずに「国会の外でも中でも、いっしょに『原発再稼働を許さない』の声をあげ、即時原発ゼロ、自然エネルギー推進、原発事故の収束に力を尽くします」と元気いっぱい。「ブラック企業のようなひどい働かせ方は必ずなくします」と力を込めました。
 小池氏は消費税増税中止や社会保障の充実、原発ゼロ、TPP参加反対、憲法守り生かすなど「民意がまっすぐ実現する政治こそ本当のねじれ解消だ」と力説。参院選の躍進で共産党が議案提案権(11議席)を得たことを紹介した上で、「みなさんの願いをどんどんお寄せ下さい。それを実現する法案を作って国会に提出します。共産党を伸ばして本当に良かったと実感していただけるような国会での仕事をしていきます」と訴えました。
 演説終了後、聴衆からコールが湧き起こり、吉良、小池、山下各氏も輪に入って「政治を変えるぞ吉良よし子、共産党の吉良よし子」の唱和を盛夏の空に響かせました。
 これまでは自民党の対抗政党として民主党に投票したこともあったという男性(54)=自由業=は「官邸前行動で吉良さんを知りました。1年間、毎週欠かさず行動に参加する姿を見てファンになりました。今は自民党に対抗できるのは共産党しかないと思っています。ブラック企業の追及、原発ゼロをぜひ実現してほしい」と話しました。

支援者らとともにキラキラコールをする(左から)笠井亮衆院議員、小池、吉良、山下の各氏=7月22日、新宿駅西口
 


                           (東京民報2013年7月28日号に掲載)