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参院選2016 激戦 東京選挙区

だから! 共産党、野党共闘を応援 | 16/07/08

 参院選は7月10日、投票日です。日本共産党東と野党共闘を応援する人たちの熱い思いを、新宿若者トークライブ(新宿駅東口、7月2日)での訴えから紹介します。
新宿若者トークで多くの若者とともに訴える山添拓候補=7月2日、新宿区

日本共産党の米倉春奈都議(28)

 3年間、都議会で活動していて、政治は変えられると実感しています。共産党は3年前に8議席から17議席に躍進させていただきました。共産党が提案した、非正規で働く若者を正社員にしていくための支援を都で始めました。
 また、自民、公明が舛添要一知事をかばおうとしていましたが、都民の怒りと共産党の追及で辞職に追い込まれました。私たちが力を合わせれば、政治は変えられるということが示されました。今度は若者の願いを、参院選で実現しましょう。


ソウル市は独自に学費半額

 高い学費の問題を都議会で取り上げました。そのとき、日本と同じように学費が高い韓国に調査に行きました。ソウル市では、市として学費を半額に引き下げたのです。「アルバイトを3分の1に減らすことができ、本を読む時間や映画を観る時間ができた」という喜びの声を聞いてきました。また「韓国では学費は高いけれど、返さなくていい奨学金があるので半額の学費はゼロになりました。だから私はNGOで活動しています」という声も聞くことができました。


若者に希望が持てるようにするのが政治の役割

 「社会が私たちの学びを応援してくれているから、卒業後社会に貢献していきたい」という声があちこちであがっているということです。若者の学びを保障し、希望が持てるようにすることが政治の役割です。日本は先進国の中で、教育が占める予算の割合が最低クラスといわれています。この選挙で、私たちの声で教育にお金を回せ、若者が希望をもてる社会にしていきましょう。

弁護士 白神優理子さん(33)

憲法との出会いが弁護士への夢に

私は憲法に出会って弁護士という夢を見つけました。私にとって憲法は、人間の歴史が前に進んでいることを証明してくれる希望の存在です。だから私は、憲法の中身を本物にする弁護士になろうという夢を見つけました。
 しかし安倍自公政権は、憲法違反の戦争法を国民大多数の声を無視して強行成立させ、日本が攻撃されてもいないのに、海外に日本の若者を送り、血を流させようとしています。こんな憲法破壊の安倍自公政権を、弁護士として絶対に許すことができません。

命がけで戦争に反対、野党共闘を一番に呼びかけた党

日本共産党は命がけで戦争に反対し、戦後一貫して日本国憲法を守りぬいてきた政党です。何より、いま大きく広がっている憲法破壊・民主主義破壊を許さない野党共闘を一番に呼びかけてきたのも日本共産党です。山添さんは学生時代から平和運動に人生をかけてきた方です。日本共産党を大きくし、山添さんを国会に送り出して「戦争する国」づくりをストップさせましょう。

シールズ 安部さくらさん(21)

選挙中にだれかの応援スピーチをするのは初めてです。私はいわゆる無党派層といわれる、とくにこの政党を応援したいという思いをもっていない、ただの学生です。そんな私がここでスピーチをしようと思ったのは、自分たちで市民の目線で社会を変えようとしている人を、一人でも多く国会に送りたいと思ったからです。

奨学金という借金 将来の夢奪う

 不安に思いながら毎日を過ごすことを終わりにしたい、普通の人が普通に豊かに生活していける平和に生きることができる社会をつくってほしいと思ったからです。例えば奨学金の問題。私自身も奨学金を借りて大学に通っているし、私の友だちの多くも奨学金を借りています。卒業したら奨学金を返さないといけないから将来の夢をあきらめざるをえない友だちもいます。奨学金という借金は重く私たちにのしかかり、自分の人生の幅を狭めてしまいます。まず国のお金の使い方を見直してほしい、もっとうまいお金の使い方あるんじゃないかと思うんです。一人ひとりが自由に生きることができる仕組みを政治に作ってほしいんです。

社会を良くしようと動いている人がいる

 正直に言えば政治に無関心だった私にとって、政治家は私にとって別の世界にいて、自分とは違う言葉をしゃべっているような存在でした。私自身、声を届けようとせず、ただ文句を言っていただけでした。だけど今見えている景色は大きく変わりました。私たちの生活で抱えている問題に寄り添い、私たちと同じ立場で政党の違いを超え、市民とつながり対話をしながら社会を良くしていこうと動いている人たちが立候補していることを知って、大きな希望を持ちました。山添拓さんもその一人です。
 まだ迷っている人、決めていない人、だれに入れても変わらないと思っている人がいたら、とりあえずスマホで山添拓という人を調べてください。選挙に行きましょう。よりよい未来のために、選挙というチャンスを生かしましょう。
 (東京民報2016年7月10日号に掲載)