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2012 総選挙 

インターネット動画で党首討論 | 12/11/30

ニコニコ動画のスタジオで党首討論

消費税増税の対応について討論する各党党首=11月30日、港区六本木
 衆院選を(12日4日公示)目前に初めての「ネット党首討論会」が29日、行われました。ニコニコ動画がが主催したもので、インターネットによる生中継がされ、約140万人が視聴しました。10党の党首が出席し、消費税増税、原発、環太平洋連携協定(TPP)参加をめぐって討論しました。日本維新の会は欠席しました。
 消費税増税は民主の野田佳彦代表、自民の安倍晋三総裁、公明の山口那津男代表は実施で一致。3党以外の多くは「凍結」というものの、日本未来の党の嘉田由紀子代表は「今やるべきことは歳出を削減し、無駄をなくしていくこと」、みんなの党の渡辺喜美代表は「全額地方の財源にするのがふさわしい」などとのべ、将来的な消費増税を前提に主張。一方、日本共産党の志位和夫委員長は「消費税増税は暮らしも財政も経済も壊すもので中止すべきだ」と強調。「消費税に頼らない別の道を提案している」として、富裕層や大企業に対する優遇税制の是正、所得税の累進強化を主張。党首の中で唯一、消費税増税そのものに反対しました。