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福祉充実、待機児童解消、若者雇用、利権一掃 宇都宮候補 政策で他候補を圧倒  | 14/02/06

激しく追い上げる宇都宮けんじ候補。ベビーカー大行進で

=2月2日、中央区銀座
 石原・猪瀬都政の継承か転換かを最大の争点とする都知事選(16人が立候補)は大激戦のまま2月9日、投票日を迎えます。論戦の中で、日本弁護士連合会・前会長で「希望のまち東京をつくる会」の宇都宮けんじ氏(67)=無所属、日本共産党・社民党推薦=の政策への共感が急速に広がり、自民、公明両党が支援する舛添要一氏(65)を激しく追い上げています。宇都宮陣営では「やるべきことをやれば、勝機はつかめる」として、宣伝、対話、支持拡大に全力をあげています。

聴衆の声援に応える(左から)山下芳生、宇都宮候補、(一人置いて)吉田の各氏

=2月1日、新宿駅西口の街頭演説で
 「先頭の候補者の背中が見えている。だれもが希望を持って生きられる東京をつくるために、いっしょにたたかいましょう。支持を広げてください。必ず勝てます」
 新宿駅西口を7000人が埋めた街頭演説(1日)での宇都宮候補の気迫を込めた訴えは、聴衆の大きな感動を呼び、「けんじ」コールと喝さいがしばらくやまないほど。日本共産党の山下芳生書記局長、市長選で勝利した沖縄県名護市の「やんばる統一連」の吉田務代表、小さな子どもを抱いた母親が応援演説し、熱気にあふれました。
 プラスターを高く掲げて声援を懸命におくった松本由里子さん(49)は「宇都宮さんは苦しみを共にしてくれる仲間です。上から目線じゃなく現場の話を聞いてくれる人。ブラック企業を規制するために当選させたい」と力を込め、別の男性は「フェイスブックで宇都宮支持を表明して広げる」と決意を語りました。


手作り人形を持参して街頭演説に駆けつけた支援者

=2月1日、新宿駅西口
 アニメのアンパンマンに似せた手作り人形「けんじくん」を持って参加した北区の細川千代子さん(55)は「都営団地に住んでいるけど、高齢化率は5割を超えていて、一人で住む高齢の方も多い。都営住宅に若い人が住めるようにしてほしい。宇都宮都知事で住み続けられる東京のために私も頑張る」と、急いで地元に戻りました。

(「東京民報」2014年2月9日号に掲載)