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都議会                   13/08/14

共産党 文教委員長に小竹氏、4氏が副委員長に就任 臨時会で

都議選後初めて開かれた臨時会(左端
が共産党都議団)

=8月8日、都議会本会議場
 都議会は8日、都議選後初めての臨時会を開き、正副議長や9つある常任委員会と議会運営委員会の委員を選出しました。日本共産党からは文教委員長に小竹ひろ子都議、4つの委員会で4氏が副委員長に就任。警察・消防委を除き、9委員会で複数の委員が就任しました。委員会の運営について協議する理事も6氏が就任したことから、厚生、警察・消防を除く9委員会で理事会(正副委員長も構成員)に参加できるようになりました(表参照)。前期は8委員会で委員が1人、公営企業委員会は空白でした。

五輪特別委を設置 共産党は反対

 また臨時会で自民、公明、民主、みんな(2会派)、維新などがオリンピック・パラリンピック招致特別委員会の設置を提案し、賛成多数で設置を決めました。日本共産党は同委員会について、招致を前提にしたものであり、9月7日には開催都市が決まる中では存在意義がないとして設置に反対。設置された場合は、自由に質疑・討論する立場を表明しています。臨時会では議長に吉野利明氏(66)=自民=、副議長に藤井一氏(60)=公明党=を全会一致で選出しました。

 都議選で17議席に躍進した共産党は、議案提案権を4年ぶりに回復。本会議の代表・一般質問の時間も前期の約2倍になる見通しで、質問順も4番目から3番目に早まります。都議会控室(議事堂5階)の面積も約2倍に広がります。12日に議事堂3階に仮移転し、改修工事を経て9月2日から新控室を使用予定です。

 都議会(定数127)の構成は、以下の通りです。
 自民党59▽公明党23▽共産党17▽民主党15▽みんなの党4▽都議会みんなの党3▽生活者ネット3▽日本維新の会2▽無所属1
都議会委員会の日本共産党都議の所属
委員会 委員 所管局




総務委員会 (定数15人)  清水ひで子(理事) 知事本局、総務局、人事委員会、選挙管理委員会監査委員
徳留 道信
財政委員会(定数14人) 曽根はじめ(理事) 財務局、主税局、会計管理局、収用委員会
植木こうじ
文教委員会(定数14人) 小竹ひろ子(委員長) 生活文化局、スポーツ振興局、教育委員会
里吉ゆみ
都市整備委員会
(定数14人)
大島よしえ(副委員長) 都市整備局
白石たみお
厚生委員会
(定数14人)
大山とも子 福祉保健局
和泉なおみ
経済・港湾委員会
(定数14人)
かち佳代子(理事) 産業労働局、港湾局、労働委員会
中央卸売市場
尾崎あや子
環境・建設委員会
(定数14人)
河野ゆりえ(副委員長) 環境局、建設局
米倉春奈
公営企業委員会
(定数14人)
畔上三和子(理事) 交通局、水道局、下水道局
松村友昭
警察・消防委員会
(定数14人)
吉田信夫 公安委員会、東京消防庁
議会運営委員会(定数23人) 大山とも子(副委員長)
清水ひで子(理事)
かち佳代子
オリンピック特別委員会(定数17人) 畔上三和子(副委員長)
吉田信夫(理事)