23日投開票された都議選では、女性の当選は前回を1人上回る25人で、過去5回で最多。政党別に見ると、一番多かったのは日本共産党の11人で、豊島区(定数3)で最年少当選を果たした新人の米倉春奈氏=写真=、北多摩1区(同)で2度目の挑戦で当選した尾崎あや子氏、2人区の激戦を勝ち抜いて返り咲き、3回目の当選を果たした小竹ひろ子氏らがいます。
2番目に当選者が多かったのはみんなの党の4人で、自民、公明、ネットが各3人、前回12人が当選した民主党はゼロで、女性の数では共産党が他党を大きく引き離し、第一党に躍り出ました。
今回の都議選では、希望しても保育所に入所できない待機児童問題や、特別養護老人ホームの待機者問題、福島原発事故でもれた放射能による汚染問題などの争点に、女性が大きな関心を寄せました。日本共産党は1bに約1億円もかかる東京外環道の約3`b分で認可保育園3万人分、特別養護老人ホーム2万人分の増設ができることなどを示し、大型開発優先の税金の使い方を暮らし優先に転換すべきだと訴えました。また原発の再稼働を許さず、東京から原発ゼロを発信しようと呼びかけ、支持を広げました。写真の説明を記入します
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当選者数 | 新旧別 | ||||
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合計 | 女性 | 現 | 新 | 元 | |
自民党 | 59 | 3 | 34 | 19 | 6 |
公明党 | 23 | 3 | 23 | 0 | 0 |
共産党 |
17 | 11 | 6 | 6 | 5 |
民主党 |
15 | 0 | 14 | 1 | 0 |
みんな | 7 | 4 |
1 | 6 | 0 |
ネット | 3 | 3 | 2 | 1 | 0 |
維新 |
2 | 0 | 1 | 1 | 0 |
無所属 |
1 | 1 | 1 | 0 | 0 |
合 計 | 127 | 25 | 82 | 34 | 11 |